June 20, 2006

☆イギリスの食事☆

 日本で会う人に、イギリスで大学に通っていると伝えたら、十中八九「食事おいしくないって本当?」と聞かれます。私も出発前に、イギリスの食事事情についてあまりいい評判は聞いた事はありませんでした。大学で会う留学生の学生達も、イギリスの食べ物を誉める人はあまりいません。実際の所はどうでしょか。ここでは、私が思うイギリスの食事事情を紹介したいと思います。

 私は、イギリスはまずい物だらけだとは思いません。ただ、おいしくない物に出会う機会が多いことは事実です。例えば、レストラン等の料理店の当たりはずれが激しいという事。日本では、レストランに行けば大概はおいしいと思える物を食べる事が出来ると思いますが、イギリスでは、初めて行くレストランなら尚更、料理が出てくるまでドキドキものです。たとえ運よくそれがおいしいレストランだったとしても、イギリスの料理の値段は日本よりも高めな為、どうしても日本と比べてしまってイギリスはあまり食事が割に合わなくて、値段の程おいしくないという結論になってしまう事もあるでしょう。

 ですが、私がイギリスの食べ物はそんなに悪くないと思う一番の理由は、料理の種類の豊富さにあります。日本に比べて移民の多いイギリスは、移民の多さに伴って食べられる料理の種類ももちろん増えるわけです。特にインドは植民地だった事もあり移民が多く、こちらで食べられるインド料理は本格的です。私の住んでいる田舎にある町でも、インド料理店は数多くあり、その他にも、東南アジア、ギリシャ、ベルギー、スペイン、メキシコ、ポルトガル等、中華、フレンチ、イタリアンの主流な物に加えて色々あります。次は何処の料理を食べよう・・・と、個人的にはこちらにいる事で色々な料理に挑戦できて楽しいです。

 家庭の食卓はどうでしょうか。イギリスでは冷凍食品やReady-made mealと呼ばれるレンジでチンすれば出来る食品がとても重宝されていて、それがイギリス人の健康状態に影響を及ぼしていると、最近メディアでも良く取り上げられています。確かに、この二つは専門のスーパーもチェーン展開しているほど、手軽さを求める共働きの多いイギリス人の食生活には欠かせないものになっていて、私もこちらで一人暮らしを始めたばかりの時、料理を覚えるまでお世話になりました。ですが、入っている緑黄色野菜が大変少なく、味はお世辞にもとてもおいしいとは言えません。食事つきのホームステイでも冷凍食品が出される事も稀では無いようです。元々、私の見る限り、イギリス人の野菜摂取量は日本人の平均よりも低いようなので、ホームステイ先で野菜があまり出てこない事もあるかと思われます。留学して体重が増えたというケースをよく聞きましが、これも一つの理由だと思われます(私も例に漏れず、肉主体の食生活の所為で最初の一年にかなり体重が増えた覚えがあります!)。

 大学の学食は、高くはありませんが決して安くもありません。味は大学によって異なるとは思いますが、安くておいしい所という印象は一般的には無いようです。レパートリーには、たびたびイギリス料理も含まれます。あまりイギリス料理と掲げているレストランは(以外ですが)見かけないので、学食で色々試してみるのもいいかもしれません。

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Author: DiscoveryI | 19:18 | Track Back (0)


June 03, 2006

☆イギリスの交通事情☆

 イギリスの交通事情は、日本のそれとは色々な面で大きく異なり、慣れるまで少々戸惑う場面に多々出会います。しかしイギリスの空港に到着して、すぐに直面するのがこの中々手強い交通手段の問題なのです。なので今回はイギリスの交通事情、主にロンドン内のものについて簡単に紹介したいと思います。

 イギリス各地に空港はいくつかありますが、殆どのアジア路線の飛行機はロンドン・ヒースロー空港に到着します。ヒースローから各地への交通手段は、電車とコーチと呼ばれる長距離バスが主流です。電車の場合、目的地がロンドンであれ地方であれ、一度はセントラル・ロンドンに出なければいけません。電車は、ロンドン・エクスプレスと、各駅停車の地下鉄との2種類があり、エクスプレスは割高ですが15分、地下鉄は安いのですが1~2時間程かかります。地方へ行く場合は、セントラル・ロンドンに出てからさらに電車を乗り換えて目的地まで行くとコストも重ばるので、コーチを利用する人も多いようです。

 ロンドンでの交通手段は主に地下鉄(チューブ)とバスとタクシーとの3種類がありますが、特に前者2つはロンドナー(ロンドン住人)には欠かせない足となっています。今年の夏にあった悲惨なテロの対象になったこの2つですが、タクシーとの値段の格差が非常に大きい事もあり、やはり未だにロンドンの主流交通手段とされています。

 地下鉄は路線もシンプルでとても分かりやすく、値段も年々上昇傾向にありますが、1日フリーパスや回数券など、コストをやや低めに抑えられる手もあります。この地下鉄なのですが、注意しなければいけない部分が、乗る前に乗る路線が通常通りに運行しているかを確認しなければいけない所です。日本ではあまりない(というか信じられない)事なのですが、路線によってはある一定期間停まらない駅があったり、またはまったくその路線が動いていない、最悪の場合駅に行ったら閉まっているなんていう場面に遭遇する事も、ロンドンに住んだり、頻繁に遊びに行ったら必ず1回はあるはずです。あと、電車がいきなり停まって数分動かなかったり、車内の電気が急に消えてまた点いたり等も、ロンドナーは、「またか…」といった感じです。こういった感じの地下鉄なので、もし学校や仕事に駅が閉まっていた等の事情で遅れても理解してくれる場合が多いです。(ですが試験などの大事な時はそうもいかないので、皆事前に確認したり、かなり余裕をもって家を出たりします。)

 ロンドンのバスはセントラル・ロンドン内なら何処までも一律で、値段も地下鉄の約3分の1程度とお得な上に24時間走っているので、学生の間では地下鉄より人気のある交通手段です。あの有名な赤い2階建てバス(ダブル・デッカー)は後ろに乗り降り口があり、運賃は回って来る車掌さんに払います。この乗り降り口、ドアが無いのでバス停でなくても赤信号で停まっていたりしたら乗り降り可能ですが、ドアがない為結構事故も多いようです。運転席から後ろはあまり見えない構造なので、発進の際は車掌がベルで運転手に伝える連携プレイなのですが、たまに上手く行かない事もあるようなので乗り降りの際には特に気を付けて下さい。降りたい時は、日本のバスにあるようなボタンではなく、車内の壁に張られている紐をひっぱってベルを鳴らし知らせます。知らなかった私は最初は大変でした。

 さて、ロンドンから地方へのアクセスですが、まず目的地への電車が出ている駅を調べます(http://www.nationalrail.co.uk/index.html)。この時に出発・到着時刻、乗り換え有無の情報等も見られますが、毎回、当日駅に着いたら必ず確認する事を強くお薦めします。個人的に、私も何度も直前に変更があったり、乗換駅が変わっていたり、最悪の場合は電車がキャンセルになった経験があります。出発・到着時刻が遅れたりするのは、日常茶飯事です。最近は、事前に確認して、駅員に確認して、更に出発時刻寸前に電光掲示板を見て確認して乗り、中に既に乗っている人に聞いたら違う電車だった事がありました。出発時刻3分前にプラットホームが変わり、掲示板の変更がそれに追いついていなかった為に起きた事だったと後から分かりました。ここまで酷いのは稀ですが、念のために確認しておくと間違いないので安心です。乗り降りは、最近は自動ドアが増えてきましたが、まだ手動のものが多いのでご注意。ドアの外にはハンドルがありますが、内側にはありません。降りる時は、ドアの窓を下に引いて空けてから、腕を出して外から空けます。自動ドアの場合も、開くのボタンを押さないと開かないドアもあるので知っておくと便利です。それに加えて、もし自分のチケットが自由席の場合は、座席の背もたれの上に白い紙がささっている席は指定席なので出来るだけ避けた方が後から動かなくて済みます。目的地によっては込み合う時も多いので、長時間の旅の時は席を指定しておくと便利です。(大概無料です。)あと学生は、チケットを買う前に駅で Student Railway Cardに加入しておくと30%の割引になるのでかなりお得です。加入時に20ポンド(2005年現在)かかりますが、1年間有効なので、2,3回電車に乗れば元はとれます。

 イギリスの交通事情は、見ても分かるようにあまりいい評判は聞きません。なので、事前に確認する事がスムーズな移動、旅の秘訣になります。日本の感覚ではびっくりするような事が多いのですが、それもまた留学に付き物の「異文化体験」の一つです。

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Author: DiscoveryI | 17:51 | Track Back (0)


June 02, 2006

☆Accommodation☆ ~学生の居住環境について~

 こんにちは。現在イギリスの大学に通っているHatsuneです。第一回目の今回は、イギリスの大学生の住まいについて紹介したいと思います。

 日本の大学に通う場合、親元を離れて生活するならアパートやマンションの部屋を借りて生活するのが一般的だと思いますが、イギリスの場合、イギリス人、留学生関係なく、実家を離れる一年生は寮に入るのが一般的なようです。大学によって異なりますが、色々なニーズに応えられるように、食事付き、自炊、ユニットバス付き、トイレ・シャワー共同、二人、又は家族部屋、バリアフリーの部屋など内容も値段もある程度のバラエティーから選べるようになっています。二年生になったら寮を出なければいけない場合が殆どなので、最初の一年の間に次の住まいを見つけなければなりません。

 ここでまた日本と大きく違うのが、一人で住む学生がとても少ない事です。地方の大学生の場合、学校への交通の便の良い地域の一軒家を友達と3~6人位で借りて住む事が殆どです。そのため、大学側も、友達が出来やすいように一年生の時の寮の部屋割りを学部別にしたりする場合もあります。ロンドン等の都市の場合は、中心部なら2~3人でフラット(アパート)をシェアしたり、少し郊外の方に一軒家を借りたり等が多いようです。又、一軒家もフラットも、日本とは違いイギリスは家具付きが殆どなので、これもまた学生同士でシェアしやすい環境を作っているようです。

 今からイギリス大学に入学する方で、大学寮を選ぶ方が多いと思われるので、私の現在住んでいる寮を参考までに紹介したいと思います。私の今居る大学では、留学生は在学中は寮が完全保障されているため、卒業まで寮に残る事を選ぶ学生が多いようです。私の部屋は家具、ユニットバス付きの10畳程の部屋ですが、寮としては広いほうだと思われます。私以外に他に5人の学生がおなじフラットに住んでいて、彼らとキッチンを共同で使います。因みに私のフラットにはイギリス人が2人、キプロス人が一人、香港の学生が一人と、マレーシア出身の学生が住んでいます。

 他人との共同生活、ましてや出身国がまったくばらばらだと、もちろん問題が起こる事もしばしばあります。直接学生間で話し合い、解決できる場合はいいのですが、そうでない時は外からの助けがどうしても必要となります。私の大学では、フラット5~6棟あたりに1人の割合で、レジデント・チューターと呼ばれる、寮長のような学生(大学院生)が割り当てられていて、寮生活での問題や、その他勉強面でも相談まで出来るようになっています。寮長と言っても、取り締まる立場ではなく、困った時に助け舟を出してくれる立場に近い存在です。

 問題が起こる時もありますが、基本的にフラットは友達を作るのに最適な場所だと思われますし、そのフラットメイトだけに留まらず、その友達、そのまた友達と、輪は広がっていきます。私のフラットメイト達は運よくみんな仲がよく、夕食を交換で作って一緒に食べる等、一人暮らしに近いとはいえ、学校から帰ったときに「ただいま」といえる相手や、風邪など病気をして心細い時に助けてくれる人が近くに居るのはとても心強いものです。また、滅多にはありませんが、何かの事件に巻き込まれた時も、居場所が分からないとか、フラットに帰ってきていない等の異変にすぐ気付けるのもフラットメイトなので、緊急の時にも助け合える所もまた心強い部分です。

 ごく少数ではありますが、ホームステイを選ぶ留学生ももちろん居ます。イギリスのホームステイはビジネス性が強く、日本で言う下宿のような感じです。食事付き、自炊等色々選べますが、ベジタリアンのホストの家には肉類を持ち込めない等、細かい条件があったりするので事前に調べておくのが得策です。ビジネスライクとはいえ、もちろんまったく何も助けてくれないわけではありません。いいホストにあたれば、勉強を助けてくれたり、家族と一緒に食事したり、イギリスの家庭を実際に経験できる事もあります。ホストの家族との相性がここではとても大切です。

 イギリスに限らず、大学での勉強の良し悪し、留学生活の楽しみ等において、住まいは全ての基本になる所です。大学側のサポート等を活用したりして、自分にあうスタイルを見つけて、居心地のいい環境を作る事が大切です。

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Author: DiscoveryI | 22:38 | Track Back (0)