June 02, 2006
☆Accommodation☆ ~学生の居住環境について~
こんにちは。現在イギリスの大学に通っているHatsuneです。第一回目の今回は、イギリスの大学生の住まいについて紹介したいと思います。
日本の大学に通う場合、親元を離れて生活するならアパートやマンションの部屋を借りて生活するのが一般的だと思いますが、イギリスの場合、イギリス人、留学生関係なく、実家を離れる一年生は寮に入るのが一般的なようです。大学によって異なりますが、色々なニーズに応えられるように、食事付き、自炊、ユニットバス付き、トイレ・シャワー共同、二人、又は家族部屋、バリアフリーの部屋など内容も値段もある程度のバラエティーから選べるようになっています。二年生になったら寮を出なければいけない場合が殆どなので、最初の一年の間に次の住まいを見つけなければなりません。
ここでまた日本と大きく違うのが、一人で住む学生がとても少ない事です。地方の大学生の場合、学校への交通の便の良い地域の一軒家を友達と3~6人位で借りて住む事が殆どです。そのため、大学側も、友達が出来やすいように一年生の時の寮の部屋割りを学部別にしたりする場合もあります。ロンドン等の都市の場合は、中心部なら2~3人でフラット(アパート)をシェアしたり、少し郊外の方に一軒家を借りたり等が多いようです。又、一軒家もフラットも、日本とは違いイギリスは家具付きが殆どなので、これもまた学生同士でシェアしやすい環境を作っているようです。
今からイギリス大学に入学する方で、大学寮を選ぶ方が多いと思われるので、私の現在住んでいる寮を参考までに紹介したいと思います。私の今居る大学では、留学生は在学中は寮が完全保障されているため、卒業まで寮に残る事を選ぶ学生が多いようです。私の部屋は家具、ユニットバス付きの10畳程の部屋ですが、寮としては広いほうだと思われます。私以外に他に5人の学生がおなじフラットに住んでいて、彼らとキッチンを共同で使います。因みに私のフラットにはイギリス人が2人、キプロス人が一人、香港の学生が一人と、マレーシア出身の学生が住んでいます。
他人との共同生活、ましてや出身国がまったくばらばらだと、もちろん問題が起こる事もしばしばあります。直接学生間で話し合い、解決できる場合はいいのですが、そうでない時は外からの助けがどうしても必要となります。私の大学では、フラット5~6棟あたりに1人の割合で、レジデント・チューターと呼ばれる、寮長のような学生(大学院生)が割り当てられていて、寮生活での問題や、その他勉強面でも相談まで出来るようになっています。寮長と言っても、取り締まる立場ではなく、困った時に助け舟を出してくれる立場に近い存在です。
問題が起こる時もありますが、基本的にフラットは友達を作るのに最適な場所だと思われますし、そのフラットメイトだけに留まらず、その友達、そのまた友達と、輪は広がっていきます。私のフラットメイト達は運よくみんな仲がよく、夕食を交換で作って一緒に食べる等、一人暮らしに近いとはいえ、学校から帰ったときに「ただいま」といえる相手や、風邪など病気をして心細い時に助けてくれる人が近くに居るのはとても心強いものです。また、滅多にはありませんが、何かの事件に巻き込まれた時も、居場所が分からないとか、フラットに帰ってきていない等の異変にすぐ気付けるのもフラットメイトなので、緊急の時にも助け合える所もまた心強い部分です。
ごく少数ではありますが、ホームステイを選ぶ留学生ももちろん居ます。イギリスのホームステイはビジネス性が強く、日本で言う下宿のような感じです。食事付き、自炊等色々選べますが、ベジタリアンのホストの家には肉類を持ち込めない等、細かい条件があったりするので事前に調べておくのが得策です。ビジネスライクとはいえ、もちろんまったく何も助けてくれないわけではありません。いいホストにあたれば、勉強を助けてくれたり、家族と一緒に食事したり、イギリスの家庭を実際に経験できる事もあります。ホストの家族との相性がここではとても大切です。
イギリスに限らず、大学での勉強の良し悪し、留学生活の楽しみ等において、住まいは全ての基本になる所です。大学側のサポート等を活用したりして、自分にあうスタイルを見つけて、居心地のいい環境を作る事が大切です。
Author: DiscoveryI | 2006年06月02日 22:38
Track Back
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.discovery-i.com/cgis/mt/mt-tb.cgi/2