July 06, 2006

☆イギリスの社交場・パブ☆

 イギリス人とパブは切っても切れない関係にあります。パブを日本にあるものに例えると居酒屋に近い物になりますが、日常生活に浸透しているという部分では、イギリス人にとってのパブは日本人にとっての居酒屋よりもずっと身近にあるものです。

 パブの開店時間は一律ではありませんが、午前11時から午後11時までというのが一番多いようです(イギリスの法律で、アルコールの販売は特別な許可を得ている場合を除いてこの時間帯に限られているからではないかと思われます)。食事を出すパブも多いので、学生や会社員でランチタイムが込み合う光景が良く見られるのですが、私がイギリスに初めて来た頃に驚いたのが、ランチと一緒にビールを一杯飲む(一杯はa pintと呼ばれる。小はhalf pintと注文する)という感覚が当たり前な事です。最初は「お昼からビール?!」と驚いたのですが、これはイギリスでは驚くような事ではまったく無く、私のイギリス人の友人が言うには、イギリスの立派な文化の一部だそうです(笑)。確かに、私もこの感覚に慣れ始め、授業の合間の空き時間に友達とパブで一杯飲んで時間をつぶす事も当たり前になってきました。因みに、殆どの大学がキャンパス内にパブを持っていて、生徒を対象にしている為、値段も普通のパブより安めで、私の大学のパブでも地元の人が利用しているのをよく見かけます。

 前回の「イギリスの食事」編でイギリス料理について少し触れましたが、パブはイギリスの伝統料理を試すには格好の場所です。イギリス料理以外にも色々あり、個人的にはレストランと違い当たり外れが少ないと思います。値段もとてもリーズナブルです。ディナーを出している所もよくあり、軽めの外食に最適です。私も学校帰りによく利用しました。もちろん食事だけすることも可能で、パブに行く=お酒を飲むとは必ずしもなりません。利用者により、パブは色々な物に変化できるとも言えます。カフェのような感覚で友人とコーヒーやティーを飲みに行く人も居れば、レストラン感覚で食事をしに行く人も居て、もちろん飲みに行く人も居るわけです。色々な役目を持つパブは、様々な意味で社交の場として欠かせないもので、やはりイギリス人の生活にはなくてはならないもののようです。

 私の町は特にパブが多く、一説では全部で365軒あるといわれていて一年中毎日違うパブに行ける計算です(試した事はありませんが・・・)。私のパブに行く楽しみは、それぞれの店の個性が見られることです。古い建物が今でも多く残っているイギリスでは、100年前以上に建てられたパブ等もあり、店内にも趣があります。冬には暖炉に火が灯っている事も良くあって、日本とはまるで別世界の体験です。イギリスに居る間に色々なパブを周って見てみるのもいいのではないでしょうか(因みにイギリスの法律は18歳が成人です)。

 このように、パブはイギリス人の生活にとても密接したものです。パブは日本には無いイギリスならではの文化なので、留学中に機会があればぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

Author: DiscoveryI | 2006年07月06日 17:19

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