January 11, 2007

☆試験☆

 こんにちは。イギリスはこの頃凍えるように寒いかと思えば急に暖かくなったり、なかなか予測のつかない天気の毎日です。
さて、前回に続き、今回も大学の学業面、特に試験について話したいと思います。

 前回でも少し触れたように、イギリスの1学年(Academic year)は、1・2学期に授業があり、3学期は試験のみの学期という風に分けられています。中間と期末には分けず、まとめて一年の最後に行われます。これはどの大学にも限らず全国共通です。試験の数、スタイルなどはもちろん大学や専攻によって変化します。

 各ユニットの成績の決め方には主に3種類のタイプがあります。1)提出物のみ、2)試験のみ、3)試験と提出物の組み合わせ と分けられます。提出物のみのユニットはもちろん試験はありません。試験があるのは2と3のタイプで、3の組み合わせの対比は、試験と提出物50%:50%だったり、70%:30%だったりと色々です。

 では、今度は試験の内容について簡単に説明しましょう(私の大学を参考にしますが、他大学も基本は同じだと思います。)。
 文系の場合は、論文スタイルの試験が基本です。試験問題は10程の論文課題から成っていて、その中から決められた数(2から3が一般)の課題を選択して時間内に書きます。私の場合は、10のタイトルから3つを選んで3時間以内に書くという形の試験です。理系や経営・経済・会計などは論文スタイルの他に数学的な試験も加わると思われます。
 3つの回答はぞれぞれ別々に、そのユニットの講師ともう一人別の講師によって2回採点され、3つを合わせた平均が点数となります。10の選択肢は、そのユニットで学んだ事を全体的にカバーしていて、その中から3つを選ぶわけですから、講師もよくそうアドバイスしますが、10タイトル全部に答えられるように備えるのは非常に難しいので、5タイトル程答えられるように試験勉強をするのが一番効率が良いかと思われます。明らかに大切な分野や、また自分が興味がある点などを重点的にやるようにアドバイスされました。それに加えて、過去数年の試験問題を見て、出題傾向をチェックすることによってどういった形で出題されるのか、またそのユニットの重要な分野はどこなのかが自然と分かってくると思います。ですが、講義中に講師がユニットの重要な分野を説明することが多いので、講義にしっかり出ることがなによりも一番の試験対策と言えるでしょう。

 試験では、たくさん書くことは要求されません。大切なのは、自分がいかにその科目・分野を理解しているかを証明することです。ですから、短くても要点を抑えている方が、長くてもあまり要領を得ていない回答より点数がいいそうです。また、3つの回答の平均が点数になるので、当たり前なのですが、3つ全部に答えることが大切です。例えば、2つの問題に対して集中的に勉強し、いかに良い回答をして両方80%取ったとしても、3個目が0%になるので全体では53%前後にしかなりません。それよりは、集中的にではなく、万遍無く準備しておいて3つ答えてそれぞれ60%を取ったほうが最終的な点数はいいと言うことです。

 もちろん試験はいい点数を取ることだけが目的ではありません。それへの準備をすることによって自分の知識を深めていくことが何よりも大切なのだと思います。ですが、せっかく勉強したのですから、それが点数に反映されればそれに越したことはありません。効率よい、イギリスの試験にあった準備方法を知っておくことはとても大切ですね。

Author: DiscoveryI | 2007年01月11日 17:31

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